友人の紹介でキャリアコンサルタント?というような類の方と何度かやりとりをした。「非常に優秀な方と伺っておりますのでぜひ私どもの案件をご紹介させていただきたく」という感じ。正直言って、これまでこのテの輩から、入社したばかりだというのに散々しつこく電話されたり、いかにも自分で発掘した案件のような話をするがどう考えても名指しで受けただけ、って感じだったりして、まったくいい印象を持っていなかった。
そこで今回は、以下の点を最初にはっきり告げてみた。
・俺は会社に属することに焦ってはいない。いい案件があれば連絡してほしいがしつこくしてほしくない。
・Web/ネット系で開発に近い場所にいられる仕事。コーディングするのは大好きだが重視はしない。
・給与の希望はあるが、仕事の面白さと天秤にかけて判断する相対的指標に過ぎない。
・連絡はメールを希望する。
するとその次の週にメールで早速紹介案件が。
某スーパー有名日本一ですがなWeb系会社の求人案件があった。メールを読み進めて唖然。単にその某社のWeb人材ページの案件部分のコピペだった。だったらURL貼ればすむものを。早速返信して、この会社には知り合いもおり、求人ページにも目を通したが、初心者OKとか書いてあるし、どう読んでも10年選手を求めているように見えない、会社自体にもそれほど興味がわいていない、もし隠し案件なんかがあるんだったら教えてほしい旨を伝える。すると折り返し、「じゃあどんなのが好みなんですか、教えてください」なんてメールが来た。面倒なんで返信しなかった。
先日夕方電話が鳴る。こっちは原稿が佳境でノリノリで書いてたんだが、ちょっと電話を無視するにはリスキーなプライベート問題があったので出る。するとそのコンサル氏が「今お時間いいですか」。「急ぎですか?」と聞くと、もごもごいろいろ言ってるが、要領を得ない。ノリノリ状態を邪魔され、さらにメールでといってあるのに電話、に半キレしながら、「ちょっと今忙しいんで、急ぎでないなら」というと、「急ぎというわけではないが、いつも連絡が取れないから・・・」と何だかすごく元気のない調子に変わる。何だこれは、俺は会ったこともない女を泣かしたのか?いつもってなんだ?
「明日のお昼前でいかがですか?」と聞いてみると「12時ってことですか?」となんかやたら不機嫌な声に変わる。「いやいや11時とか10時とか」「わかりました。では。」何だったんだこれは?急ぎでないのになぜ電話なんだ?
さてその「明日の10時半」に電話が。どうも、俺のためにコネを駆使してポジションもないのに案件をこじあけるのに成功したという話だったらしい。某スーパー有名日本一シュリンクラップソフトウェア会社。ポジションはないがHRと会ってオープンに話をしてほしいとのこと。この会社にはWeb部門もあって、そっちはやたら興味があるのだが、シュリンクラップ部門にはあまり興味がないので、Web部門につながらない話ならお断りする旨を伝えると、紹介した案件に2度とも門前払いをしたのが気に食わないのか、「どうして?なぜ?」としつように食い下がられる。ここんとこの説明は難しいのだが、シュリンクラップ部門はめちゃめちゃよーく知ってる人たちばかりなのだ。その部門に入らなくても、その部門のお手伝いはいくらでもできるし、むしろ外部からお手伝いしたいのだ。でもそういう機微はわかってもらえないらしい。「とにかく会って」って最近多いSPAMの文言じゃないんですから。
そこで俺は、コンサル氏はきっと俺のキャリア空白期間が長くなるのを心配してくれて、無理無理扉をこじあけてくれたに違いないと考え、最初に言ったとおり、「会社に入ることに焦ってはいないので、よい案件があれば紹介してほしいがそうでなければほったらかしで全然かまわない」「いいお客じゃなくて申し訳ないがそういうことなんで優先度を下げてもらっても全然かまわない」「会社に入ることに興味がないわけじゃない、ただ今回の案件はあまりに自分の思いとは離れている」と伝える。
すると最後にさっきまでの哀願調は一転して受付のお姉さん口調で捨て台詞を。「会社に属さない期間が長くなればなるほど就職に不利になることをアドバイスさせていただきます。優先度は下げさせていただきます。」ぽかーん。
アンタ、俺の何なのさ。IOU nothing.

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